アイドルオタクブロガーのりょうすかです。
アイドルオタクが生まれる理由は、先天的なものではなく後天的なものによります。
私は高校2年生までアイドルオタクではありませんでした。
先天的なものならば、15年間好きではなくて、16年目に突然好きになった理由を説明できません。
オタクが生まれるのは何かしらの出来事が起こったから。
では なぜ 私がアイドルオタクになったかというと、それはズバリ、人間関係の悩みを抱えていたからです。
アイドルは人間関係の悩みを解決してくれる可能性がある唯一の存在なんですね。
今回は人間関係に悩みを抱えた人が→アイドルを好きになる
この繋がりについて説明します。
人間不信になり頼りを求める
私がオタクへと変化した高校時代。最大の変化と言えば、人間関係でした。
部活動、クラス、親。様々な環境の変化が重なって人間不信になりました。晒し者にされたり、裏切られたりと色々ショックなことが重なったのが原因でした。もともと人と関わるのは苦手だったんですけどね。
高校2年生の中盤になると「もう裏切られたくない」と思い、人と関わるのを避けてしまいました。人と関わらなきゃバカにされないし裏切られることもないと思ったんですね。
一人ぼっちはとても苦しかったです。特に登下校が嫌でした。学校や部活が終わったらすぐ帰るんですけど、絶対にクラスや部活の誰かにはすれ違っちゃうんですよね…。「またあいつ一人だよ」って思われる。田舎だったので長くて6両だし、駅の端っこで誰ともすれ違わないようにしていたのが心が苦しかった。
自分で選択しましたけど、私のみの責任だとは思っていません。人間関係の悩みですから、もちろんそこには相手がいるわけで。悪いのは半々だと思ってます。
人と触れ合ったって裏切られるだけだけど、触れ合うこと辞めたら死ぬほど寂しい。
そこで私は別の頼りを求めました。
現実の人間は誰も優しくないのかもしれない。だからと言って仮想のアニメを好きになっても意味がないのじゃないか?
それでも生きていくためには、世の中への希望を捨ててはいけいない。
そこでその中間択であるアイドルを好きになりました。
現実と仮想の間、つまりヴァーチャルの世界に魅力を感じたんですね。
アイドルは人間不信の解決策になりえる
現実と仮想を組み合わせたアイドルがこの世で一番信用できると思っている
じゃあアイドルが人間不信を解決してくれるのはどういう原理かというと、
アイドルは仮想の優しさを現実で包み込むことで本当のように見せてくれるんですね。
こういう例えができます。
たとえば、普段世の中を守る警察官が、犯罪者だとは誰も思わないですよね。
それと同じで、私は汗をかいて歌って踊るアイドルのことを、嘘つきだとは思いません
普段世の中を守る現実が、警察が犯罪者な訳ないというなんの根拠もない仮想を現実のように見せてくれます。
汗をかいてパフォーマンスする現実が、アイドルは優しいというなんの根拠もない仮想を現実のように見せてくれます。
ただステージ上で綺麗な姿(仮想)を見せるだけのアイドルなら、それは信用なりません。
ただありのままの姿(現実)を見せるだけなら、それは信用なりません。
現実と仮想を混ぜ合わせたヴァーチャルの世界に、神的なアイドルの魅力が生まれると私は思っています。
それは人間には解決不可能であった人間関係の悩みすら超越します。
たとえば、ももクロには路上から成り上がって、紅白に出場した現実があるから、
彼女たちが仲が良いという仮想は成り立つんですね。
私も含め、ももクロのファンは、ももクロメンバーが仲が良いことを信じています。
それは彼女達が仲が良さそうな姿を見せてくれるからですが、それと同時にその仲の良さを本当と思わせてくれる根拠があるからです。
悪口を言ったりする程度のメンバー同士なら、いまでも第一線で活動することは無理ですよね。
ワンピースで例えるなら、
「白ひげが仲間を売ったって?」「それをしねぇからヤツは生ける伝説なんだ!!」
って言ったカポネギャングベッジの考えと同じ。
白ひげには仲間に「親父」と慕われる現実があるからこそ、世界最強の海賊という仮想は成り立つのです。(もちろん実際に強いからでもありますが。)
誰も信用できない孤独な時、
アイドルという優しい仮想を、現実と根拠をもって見せてくれるアイドルがいるなら、
私はアイドルに勝るものは無いとすら思いました。
現実の人間には現実の人間の、アニメにはアニメの、アイドルにはアイドルの魅力がある
私はアイドルが好きですが、アニメや、現実の人間を否定することはしません。
アニメにはアニメの魅力があると思います。魅力があるからこそ、たくさんのファンの方がいます。
また現実の人間にも何かしら魅力はあると思います。だからこそ結婚して家庭を築く方がいるわけです。
信用するもの、頼りにするものは人それぞれ違います。
その中で私は学生時代の経験からたまたま、アイドルが一番信用できると思っただけの話。
だからそこでお互いのことを悪く言い合うのは間違っていて、
例えば私がここで現実の人間をバカにしてしまったら、
もし自分の過ちに気づいたときに取り返しのつかないことになってしまいます。
もし友達を作ろうとしたときに「どの面下げて人と付き合ってんだ」と、現実世界の方たちに言われてしまいます。
逆に、現実世界の皆さんがアイドルやオタクを馬鹿にしてしまったら、
これからの人生で現実世界に信用できるものがないということに気づいたとしても、
今後あなたはアイドルを頼りにすることができなくなってしまいます。
一つ頼りを失うことになります。
人それぞれ頼りにするものが違うということ、それぞれの魅力があることを知っていれば、
人生有利に立ち回れるんじゃないかなと思いました。
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